ひきこもりライフ(reiwa1.0)

ひきこもりライフを考えるブログです。

感情を主体的なものと考える

ポジティブな感情、ネガティブな感情、それ自体に良し悪しはない

感情の種類にはいろいろありますよね。

例えば、ポジティブな感情であると、うれしい、楽しい、好き、安心、満足

例えば、ネガティブな感情であると、悲しい、怒り、憎しみ、不安、切ない、嫉妬、憎しみ、寂しい 、、、etc

たくさんあります。

人間である限り、これらの感情は、ある刺激があったとしたら反応として出現するのは普通のことです。しかし、特にネガティブな感情を抱く時、それは胸が苦しくなる、心臓の鼓動が早くなるなど身体にも苦しさが伝わるためにあまり抱えたくないものでもあります。

世間、周りの人たちから見ると、ネガティブな感情を抱いているときは、近寄りがたい、あまりよくない、など視線が冷ややかになりがちで、集団の中で生きている人間ですから、そういった冷ややかな視線によって怒りや悲しみを持つこと自体があまりよくないという風潮があります。私は女子にモテる方法をさがすとポジティブな人間と出てきて、時にはネガティブな感情を持つことはいけないことなのではないかとさえ思ってしまいます。

しかしその理由を考えた時、その理由として、自分がネガティブな感情を抱えているときに、周りの人たちが冷ややかな視線になる理由として、そのネガティブな感情が、今度は自分のほうにむけられるのではないかという不安が、無意識にあるのではないかと僕は思います。

感情はそれ自体良くも悪くもありません。なぜならば自分の状態を知らせる大事なメッセージでありますし、感情を知れば行動や思考を変えることも可能です。

ではどうすればよいのか?

まず自分の感情をあるがままに受け入れることが大切であると思います。ネガティブな感情はつらいものですが、精神分析学の世界では、感情を無意識に抑圧すると無意識で抱えきれなかったものが神経症として出現するということが言われています。

自分の感情を知ることでその感情を変える方法も開発されています

例えば

認知行動療法:考え方の癖を知り、考え方を変えることにより感情と行動を変えるという方法。考え方を変えるためのツールがいろいろと開発されています。

カウンセリング:カウンセラー共に抱えている感情の問題の解決を図っていきます。また、考え方の癖、感情については、幼いころの重要な他者とのかかわりからそのパターンが身についている場合もあり、カウンセラーと自分の過去について掘り下げてもよいかもしれません。

つまり、感情は主体的に変えられるということです

自分の感情は自分の責任

自分の感情は主体的に変えられるということが分かれば、相手がイライラしていたり、悲しんでいたり、していても気持ちが引っ張られることは少なくなります。

精神的に自分と相手の境界線を引くことは重要なことです。

自分と相手は違う人間なのですから